有酸素運動は楽しく
スポーツクラブに入会すると、まず志望動機を聞かれます。多くの人は「ダイエットしたい」と答えると思いますが、そうするとインストラクターは有酸素運動を勧めてきます。
有酸素運動とは、ランニングマシン、エアロビクスや、水中ウォーキング、スイミングなどを指します。要は、筋力トレーニングとストレッチ以外の運動なら、たいてい有酸素運動です。
運動を始めて20分立った頃から脂肪が燃え始めるとか、負荷をかけすぎると逆に脂肪が燃えなくなるとか、いろんな説がありますが、皆さんがスポーツクラブにいる短時間の間で有酸素運動で消費できるカロリーは、せいぜい一食分に届きません。運動のしんどさの割に、消費したカロリーの少なさにガッカリする人も多いはずです。
また有酸素運動をして痩せた人というのは、スポーツクラブ通いをやめた瞬間にリバウンドします。(カロリー摂取過多分を運動で消費していたため)結局は食事の量を改めないことには、根本の解決にはなりません。
しかし、運動して汗を流すことは、健康にはとても良いことです。中年男性の方は加齢臭対策にもなります。なので、有酸素運動はダイエットのメインにはせず、あくまで楽しみの一つとして捉えましょう。