ダイエットとは脂肪を減らすこと
ダイエットとは汗をかくことではない事は説明しました。ではダイエットとは何かというと、一言で言えば「脂肪を減らすこと」です。
人間の体は、当たり前ですが、脂肪と脂肪以外の物質で構成されます。体重における脂肪の重さの割合で、体脂肪率というものが算出できます。例えば、体重50kgのうち、脂肪が10kgあれば、体脂肪率は5分の1=20%です。日本人男性の適正の体脂肪は15〜19%、女性は20〜25%とされています。
しかしこの体脂肪率というのがくせもので、例えば体重50kg、うち脂肪10kgの人が水を1リットル飲むと体重が1kg増えて体重51kg、脂肪10kgとなり、結果、体脂肪が20%から19.6%に下がります。同様にトイレに行って水分が減ると、逆の現象が起きます。
このように体脂肪率は測るタイミングによって簡単に数字が変わってしまうので、できたら体脂肪率ではなく、脂肪量がkgで表示される体組織計を使ってチェックするのがお勧めです。また、体組織計も必ずしも正確な脂肪量が出るとは限りませんが、同じ体組織計を使って計測することで誤差が少なく、自分の体の変移を把握することができます。
スポーツクラブには業務用の高性能な体組織計があるので、自分で買う必要はありません。ただしクラブによっては利用が有料の場合があります。(その場合も、大抵は無料で使って良い簡易的な体組織計ぐらいは用意されていると思います)
では、脂肪はどうやったら減らすことができるのでしょうか。